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FX取引は両建てを使えば負けない?FX両建ての仕組みやメリット・デメリットについて解説

本記事はPRを含みます。

「両建てを使えばFXで負けないと聞いたけど本当?」このような疑問を持っている方もいるでしょう。結論から言うと、両建てが「絶対に負けない」ということはありません。両建ては、相場の急変動から資金を守る「保険」のようなものですが、デメリットもあります。

本記事では、両建ての仕組みやメリット・デメリットまでを詳しく解説します。

目次

FX取引の両建てとは

FX取引の両建てとは、同じ通貨ペアで売りと買いのポジションを同時に持つことを指します。

米ドル/円(USD/JPY)の買いポジション(米ドルを買って円を売る)と売りポジション(円を買って米ドルを売る)を同時に保有する状態が両建てです。売買の数量が同じであれば、為替レートが変動してもその損益は相殺され、含み益や含み損は変動しません。つまり、両建ては為替変動リスクを一時的に回避する手段として使うことができます。

両建ての仕組みと使い方

  1. 最初に、相場が上昇すると予測して買いポジションを取ります。(例:1米ドル=100円で1万通貨を買う)
  2. しかし、予測に反して相場が下落し、買いポジションに含み損が発生します。(例:レートが95円になると、5万円の含み損)
  3. さらなる下落リスクを回避するため、売りポジションを追加して両建てします。(例:95円で1万通貨を売る)
  4. 両建て後は、相場が下落しても、含み損は拡大しません。(例:90円になっても、含み損は5万円で固定される)

このように、両建ては含み損を固定することで、損失拡大を一時的に防ぐことができます。また、短期的な相場変動を利用して売買を行いつつ、長期的なトレンドに沿ったポジションを維持する際にも両建てを使うことができます。

両建ての外し方

FX取引で両建てを行う際、最も難しいのが両建ての解消、つまり「両建ての外し方」です。両建てを維持している間はトレンドが継続している状態であり、片方のポジションでは利益が出ているものの、もう片方では含み損が拡大しているという状況が続きます。

つまり、利益が出ている方のポジションを適切なタイミングで決済し、損失を最小限に抑えつつトータルの利益を確保することが目標となります。しかし、利確のタイミングを誤ると、含み損を抱えたポジションの損失がさらに拡大し、トータルでマイナスになってしまう可能性があります。

そのため、両建てを成功させるためには、トレンドの終了時点を的確に分析できるようになることが大切です。

トレンドの終了を判断するための代表的な指標の一つが、移動平均線です。例えば、短期、中期、長期の移動平均線が順番に並んだ状態から崩れた時点で、トレンドが終了したと判断することができます。移動平均線に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

もう一つの有効な指標が、水平線です。水平線は、直近の値動きが反転した水準を横線で結んだものです。一見シンプルですが、多くのトレーダーが意識するがゆえに、値動きがその水準に影響されやすいという特徴があります。水平線に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

FX取引で両建てするメリット

FX取引で両建てするメリットは以下の通りです。

  • 含み損の拡大を防げる
  • 短期売買と長期トレンドフォローを同時に行える
  • 年末の含み益を翌年に繰り越せる(税金対策)

それぞれ解説します。

含み損の拡大を防げる

FX取引で両建てを行う最大のメリットは、含み損の拡大を防ぎ、損失リスクを減らせることです。

買いポジションを保有している際に、予期せぬ相場の下落によって含み損が発生した場合、反対の売りポジションを同時に保有することで、その後の下落による損失の拡大を抑えることができます。つまり、両建ては、相場の急激な変動から自己資金を守るための一種の保険と考えることができます。ただし、両建てはあくまで一時的な損失回避の手段であり、根本的な解決にはならないので注意しましょう。

短期売買と長期トレンドフォローを同時に行える

両建ては、短期的な値動きを利用した売買と、長期的なトレンドに沿ったポジション保有を同時に行うことができます。

長期的には円高トレンドが続くと予想しながらも、短期的には円安の局面があると分析した場合、両建てを活用することで、両方の予測を同時に取引に反映させることができます。これにより、短期的なトレードチャンスを逃すことなく、長期的なトレンドからも利益を得ることができるようになります。

年末の含み益を翌年に繰り越せる(税金対策)

両建ては、税金対策の面でもメリットがあります。年末に含み益を抱えているポジションを決済すると、その年の課税所得が増えて税金が発生します。しかし、含み益を持つポジションと同じ数量の反対ポジションを建てることで、含み益を実現することなく翌年に繰り越すことが可能となります。これにより、課税のタイミングを1年先送りにできます。ただし、税制は変更される可能性があるため、両建てによる税金対策を行う際は、事前に税理士等の専門家に相談することをおすすめします。

FX取引で両建てするデメリット

FX取引で両建てするデメリットは以下の通りです。

  • スプレッドが二重にかかる
  • スワップポイントでの利益が得られない
  • ポジション保有に必要な証拠金が二重になる
  • ロスカットのリスクが高まる

それぞれ解説します。

スプレッドが二重にかかる

FX取引で両建てを行う際の最大のデメリットは、スプレッドが二重にかかるためコストが増えることです。スプレッドとは、売値と買値の差のことで、取引コストの一種です。両建てでは、買いと売りの両方のポジションを同時に保有するため、スプレッドも二重に支払う必要があります。そのため、両建てを行う際は、スプレッドの大きさを考慮し、それが利益を上回らないよう注意しましょう。

スワップポイントでの利益が得られない

FX取引では、通貨ペアの金利差によってスワップポイントが発生します。スワップポイントは、ポジションを保有することで得られる利益(または損失)の一種です。しかし、両建てを行う場合、買いと売りのポジションで受け取るスワップポイントと支払うスワップポイントが相殺され、ゼロになることが多いです。つまり、スワップポイントを目的とした両建ては、基本的にはメリットがありません。さらに、通貨ペアによっては、マイナスのスワップポイントが発生する可能性もあるため、注意が必要です。

ポジション保有に必要な証拠金が二重になる

FX取引では、ポジションを保有するために証拠金が必要です。両建てを行う場合、買いと売りの両方のポジションに証拠金がいるので、通常の取引と比べて2倍の証拠金が必要になります。

これにより、通常の取引よりもレバレッジがかけづらくなります。例えば、10万円の証拠金で1万通貨の取引を行う場合、レバレッジは10倍になります。しかし、同じ証拠金で両建てを行う場合、買いと売りにそれぞれ5,000通貨ずつしか取引できないため、レバレッジは実質的に5倍に低下します。

ロスカットのリスクが高まる

証拠金の二重取りに関連して、ロスカットのリスクを高めるというデメリットもあります。ロスカットとは、証拠金維持率が一定の水準を下回った際に、強制的にポジションが決済される仕組みです。両建てを行うと、同じ証拠金で保有できるポジション量が減るため、相場の変動に対して証拠金維持率が大きく変動しやすくなります。

FX取引で両建てするときの注意点

FX取引で両建てするときの注意点は以下の通りです。

  • 市場の大きな価格変動
  • 複数のポジションを所持するリスク
  • 取引回数の増加と手数料

それぞれ解説します。

市場の大きな価格変動

両建ては、買いと売りのポジションを同時に保有することで、相場の変動リスクを相殺することを目的とした手法です。しかし、市場が大きく動いた場合、両建てが逆効果になるリスクがあります。

重要な経済指標の発表や政治的イベントなどにより、相場が予想以上に大きく動いた場合、買いと売りのポジションのバランスが崩れ、一方のポジションの損失が拡大する可能性があります。特に、ボラティリティの高い通貨ペアや、レバレッジを高く設定している場合は、そのリスクがより大きくなります。

そのため、大きな相場変動が予想できた際は、両建てを避けるか、ポジションを減らすなどの対策をしましょう。

複数のポジションを所持するリスク

両建て取引では、買いと売りのポジションを同時に保有するため、複数のポジションを管理しなければなりません。そのため、資金管理とリスク管理が困難になります。

通常のFX取引では、一つの通貨ペアに対して、買いまたは売りの一方向のポジションを保有します。そして、相場の動向や独自の分析に基づいて、ポジションの保有や決済の判断を行います。しかし、両建てでは、買いと売りのポジションを同時に管理する必要があるため、単純にチャートを見て分析する量が倍になり、売買の判断が難しくなります。また、一つ一つのポジションに割ける資金が少ないので、金銭的なリスク管理も困難です。そのため、両建て取引は複数のポジションを適切に管理できる上級者向けの手法だといえます。

取引回数の増加と手数料

両建ては、一回の取引で買いと売りの二つのポジションを同時に保有するため、実質的には二回分の取引が発生していることになります。

FX取引では、取引のたびにスプレッドや手数料などのコストが発生します。両建てでは、これらのコストが二重にかかるため、それだけ利益が減る原因になります。特に短期的な両建てを頻繁に行う場合、取引コストの負担が大きくなります。

さらに、両建てを頻繁に行うことで、取引回数が過度に増加するオーバートレーディングのリスクもあります。オーバートレーディングは、判断力の低下や感情的な取引につながりやすく、結果的に大きな損失を招く可能性があるので注意が必要です。

そのため、両建て取引を行う際は、取引コストを十分に考慮し、必要以上に取引回数を増やさないことが大切です。

FX取引の両建てに関するよくある質問

FX取引の両建てに関するよくある質問をまとめました。

両建てには意味がない?

確かに、一部のFX関連メディアでは、両建てを「負けない最強の手法」であるかのように紹介しているケースもあります。しかし実際のところ、両建ては経済合理性を欠く場合が多く、むしろデメリットの方が大きいです。経済合理性とは、投資した金額よりも得られる利益の方が高いと考えられる状態のことを指します。

両建てを行うということは、買いと売りのポジションを同時に保有するということです。つまり、相場の変動によって生じる損益が相殺されるため、実質的にはポジションを持っていないのと同じ状態になります。それにもかかわらず、両建てではスプレッドが二重にかかるなど、無駄なコストが発生します。

両建ては、基本的にはリスクのある手法なので、安易に行うのは危険です。

ただし、両建ても状況によっては経済合理性を有する場合があります。相場の急変動に備えたリスクヘッジや、短期的な値動きを利用したつなぎ売買など、両建てのメリットを活かせるタイミングもあります。状況に応じて戦略的に両建てを活用することが重要です。

両建ては負けない最強の必勝法ですか?

両建てが「絶対に負けない」ということはありません。両建ては、一定のリスクとコストを伴う戦略です。為替変動リスクは回避できても、スプレッドやスワップによる損失は避けられないからです。

「負けない」と過信するのではなく、相場環境によるリスクとリターンを分析し、自己のトレードスタイルに合った形で両建てを活用しましょう。

まとめ

本記事では、FX取引の両建てという手法について解説しました。

両建ては、うまく活用すれば損失を減らすことのできる有効な手段になります。しかし、両建てにはデメリットも多く、上級者向けの手法です。

両建ての活用は、FX取引の一つの選択肢に過ぎません。最も重要なのは、相場の流れを的確に分析し、適切なタイミングでエントリー・決済を行うことです。また、資金管理やリスク管理も大切です。FXで負けないためには、両建てを含めたテクニックだけでなく、トレーダーとしての総合力を鍛える必要があります。

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