こんにちは!プロップファーム研究室長です。
本記事では、日本上陸したばかりの注目プロップファーム「BlueberryFunded」のルールを日本語でわかりやすく解説していきます。

公式サイトは日本語対応してますが、FAQ部分はまだ英語のみなんですよね💦
BlueberryFundedは、オーストラリア拠点の大手ブローカー「BluberryMarkets」支援の信頼性あるプロップファームです。
プロップ業界の中でも手頃な料金で挑戦できますし、トレーダータイプによって最適なプランを選択できるので、幅広いトレーダーにおすすめできます。
- BlueberryFundedのルールについて詳しく知りたい
- 他のプロップファームと比べて難易度を比較したい
- BlueberryFundedが自分に合ったプロップファームなのか検討したい
こういった方は、BlueberryFundedのルールを把握することで上手く立ち回りができ、合格の可能性もUPするはずなので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
結論から言うと、BlueberryFundedのルールは明確で、トレーダーにとって自由度が高いので、使いやすいプロップファームだと思います。
BlueberryFundedの基本情報や特徴については別記事で解説していますので、参考にしてもらえると嬉しいです!


BlueberryFundedチャレンジ取引ルール
まず、BlueberryFundedのチャレンジ取引ルールから見ていきましょう。
3つのチャレンジプランを提供していて、それぞれ条件が異なります。
- 1 Step Evaluation(1ステップ評価)
- 2 Step Evaluation(2ステップ評価)
- Rapid Challenge(速攻プロチャレンジ)
各プランの条件を一覧比較すると下図のようになります。


レバレッジについては、チャレンジプランや取扱銘柄によって変わるので注意しておきましょう。
各プランごとの特徴と、おすすめのトレーダータイプは・・・
- 1 Step Evaluation:ドローダウン条件が少し厳しい、経験者におすすめ。
- 2 Step Evaluation:最も一般的な取引条件、プロップ初心者におすすめ。
- Rapid Challenge:時間制限あり、上級者やトレード時間を確保できる人におすすめ。
ドローダウン条件やレバレッジなどのチャレンジ段階の条件は、プロ合格後も引き継がれます。
その点も踏まえてプラン選択しましょう。
BlueberryFundedの取引プラットフォーム(MT4/MT5が使える)
BlueberryFundedが提供しているプラットフォームは下記のとおりです。
- MT4/MT5
- DXTrade
- TradeLocker



日本人トレーダーに人気のMT4/MT5が使えるのはポイントが高いですね!
BlueberryFundedのチャレンジ料金
BlueberryFundedのチャレンジ料金は、業界でもかなり手頃な価格に設定されています。





トレードスタイルに合わせてプランを選択すれば、メリットもかなり大きいと思います。
チャレンジ条件とプラン購入代金のバランスを見て、自分に合ったプランを選択しましょう!
BlueberryFundedのメリット・デメリットについてはこちらの記事を参考にしてください。


BlueberryFundedの基本ルール
次に、BlueberryFunded各プランに共通する基本ルールについて解説します。
週末ポジション持ち越し | 〇 | |
翌日ポジション持ち越し | 〇 | |
週末取引 | 〇 | 暗号通貨のみ24時間365日取引可能 |
取引手数料 | 片道$3.5 | 1ロットあたり |
スキャルピング(45秒未満の取引) | 〇 | 取引全体の50%未満のみ許可 |
EA利用 | 〇 | 一部制限あり |
コピートレード | 〇 | 本人所有のアカウントのみOK |
ヘッジ取引(両建て) | 〇 | 同じ取引口座内でのみOK |
ニュース取引 | 前後2分間禁止 | 6時間以上前にオープンしたポジションが指標によってTP/SLにかかった場合はOK |
取引銘柄 | FX 暗号通貨 金属/ コモディティ インデックス |
BlueberryFunded基本ルールの中でも、注意しておくべき部分を深堀して解説しますね。
- 最低取引日数のカウント条件
- ドローダウンのカウント方法(1Step & 2Step Evaluation)
- ドローダウンのカウント方法(Rapid Challenge)
- スキャルピングの定義
最低取引日数のカウント条件
取引日数を1日とカウントするためには、初期資本に対して、少なくとも0.5%の損益を確定させる必要があります。
例えば、$100,000アカウントの場合、$500以上の損益が確定してはじめて1日とカウントされるということです。



0.5%程度は普通に取引していれば動きますが、念のため心に留めておきましょう。
ドローダウンのカウント方法(1Step & 2Step Evaluation)
BlueberryFundedの1Step & 2Step Evaluationでのドローダウンタイプは固定(Static)です。
デイリードローダウンは、当日の開始残高または有効証拠金の高い方を基準にカウントされます。
リセットタイムは、EST時間17:00(日本との時差▲14時間)となります。
- (夏時間)日本時間AM6:00=EST時間17:00=ブローカータイム0:00
- (冬時間)日本時間AM7:00=EST時間17:00=ブローカータイム0:00
具体例として、$100,000口座のドローダウンを考えてみましょう。
具体例:$100,000アカウントの場合
- デイリーDD:4%($4,000)固定→有効証拠金$96,000以下で失格
- 有効証拠金が103,000まで上がった後も、同日であれば$96,000まで取引可能
- 翌日有効証拠金が$102,000で開始:デイリーDD固定→評価段階に応じて、$98,000(4%)/ $97,000(5%)まで取引可能
- 1 Step Evaluation:最大DD(6%)→$94,000以下で失格
- 2 Step Evaluation:最大DD(10%)→$90,000以下で失格
全体の最大DDは、初期資金の$100,000に対して固定のままなので、上記を下回らないようにしましょう。
デイリーDDもしくは全体の最大DDの限度額に達した場合、チャレンジ失格となります。
ドローダウンのカウント方法(Rapid Challenge)
BlueberryFundedのRapid Challengeでのドローダウンタイプはトレーリング(Trailing)です。
デイリードローダウンは、アカウントの許容限度額を超えない範囲で、1取引日で失うことができる資産の最大額となります。
つまり、1日の最高残高に対して4%下までが損失限度額ということです。
リセットタイムは、EST時間17:00(日本との時差▲14時間)です。
具体例:口座残高$100,000で開始した場合
- 1日の最初のデイリーDD:初期設定3%(トレーリング)→有効証拠金$97,000まで取引可能
- 当日の残高が$103,000に増えた場合:デイリーDD→$100,000に調整される
$103,000(更新された残高)-$3,000(最初のデイリーDD3%)=$100,000(調整後に取引可能な有効証拠金)
デイリーDDが調整された後に、有効証拠金$100,000を下回ると失格となります。
- 口座残高が$102,000になった場合:全体最大DD(4%)→有効証拠金$97,920以下で失格
- 口座残高が$106,000になった場合:全体最大DD(4%)→有効証拠金$101,760以下で失格
Rapid Challengeでの全体の最大DD(4%)は、1取引日のどの時点であっても達成した最高残高を基準にトレールされます。
口座残高が増えると損失限度額も上がるので注意しましょう。
スキャルピングの定義
BlueberryFundedでは、「45秒未満の取引」をスキャルピングと定義しています。
スキャルピング自体は禁止されていませんが、過度に行うこと(全取引の50%以上)は禁止しています。
例えば、取引回数60回、うち35件が45秒未満でクローズされた場合、全取引の50%以上がスキャルピング取引となるため失格となります。
BlueberryFundedの許可されているルール
BlueberryFundedでは、他のプロップファームよりも比較的柔軟な取引条件を設定しています。
ただし、それぞれに制限があるので気をつけましょう。
EA利用について
BlueberryFundedは、エキスパートアドバイザの利用が可能ですが、以下のものは除外となります。
- コピートレーダーによるシグナル取引
- 第3者のコピートレーダーによるアカウント管理
- HTF(高頻度取引)
- データフィード操作
- ティックスキャルピング
- レイテンシーアービトラージ
- リバースアービトラージ(複数口座の利用)
- ヘッジアービトラージ
- エミュレーター
コピートレードについて
BlueberryFundedでは、コピートレードは許可されていますが、本人所有のアカウントのみOKです。
前項のEAの利用制限と合わせて、自動売買系のEAは自作でない限り使わないようにしましょう。
ヘッジ取引(両建て)について
BlueberryFundedでは、ヘッジ取引(両建て)そのものは可能です。
ただし、同じ取引口座内でのみ可能で、異なる口座間や異なるユーザー間でのヘッジ取引は禁止されています。
BlueberryFundedの禁止ルール
BlueberryFundedに限らず、プロップファーム各社では健全なトレードを維持するため、ギャンブル行為は禁止されています。
ギャンブル行為の定義
BlueberryFundedは「トレーディングスタイルルール」として、次の行為はギャンブルと定義していますので、控えるようにしましょう。
- 過剰レバレッジ
- ワンサイドベット
- 高頻度取引
- 過度のスキャルピング
- マーチンゲール
- オールイン
- グリッド取引
- 損切直後のドテン
以下に、具体例も踏まえて記載しておきます。
過剰レバレッジ
取引サイズを適切にコントロールせずに、過剰なレバレッジをかけること。
ワンサイドベット
短期間のうちに、同じ取引銘柄で同じ方向に過剰な取引を継続的に行うこと。
高頻度取引
短期間のうちに過剰に取引すること。
1日のうちに10,000件以上のリクエストで警告、20,000件以上のリクエストでアカウント無効となります。
過度のスキャルピング
取引の50%以上を45未満で保有すること。
スキャルピングの定義;45秒未満でクローズされた取引
取引回数60回、うち35件が45秒未満でクローズされた。
マーチンゲール
同じ銘柄で同時に5つのポジションをドローダウン状態で保有することです。
GBPUSDをロング保有(1.3500、1.3480、1.3460、1.3440 )している。その後、すでに4つのポジションがドローダウンしている状態で、さらにもう 1 つのロング ポジションを追加すること (例:GBPUSDを 1.3470 で追加ロング)。
オールイン
ストップロスを入れずに、単一または一連の取引にロットを投入することや極端にロットを張ること。
適切なロット管理が必要です。
USDJPYを2ロットで1本保有し続けてチャレンジクリアしてもリスク管理が適切でないと判断されます。
グリッド取引
同じ銘柄で一定の間隔で同一方向に複数エントリーすること。
例えば、20pips単位でポジションを追加するなどです。
損切直後のドテン
ポジションを損切してからすぐに逆方向にエントリーすること。
少なくとも5分間は待機する必要があります。
ニュース取引ルール(一部改善)
BlueberryFundedでは、重要指標の前後2分間の取引を原則禁止しており、指値逆指値で決済された場合も違反の対象になります。
違反した場合、チャレンジは失格となります。
合格後の収益口座では、該当取引から利益を差し引かれます。
また、収益口座で1回の支払あたり3件以上のニュース取引があった場合、支払全てが無効となり口座残高は開始残高にリセットされるので注意しましょう。



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📌2025年1月27日、公式アップデートがあり一部改善されました!
BlueberryFundedの出金について
BlueberryFundedでの出金は、以下の条件を満たした場合、ダッシュボードから出金申請が可能になります。
- 収益アカウントを取得していること
- 収益アカウント受け取り後、最低14日が経過していること
- 利益が初期資金より少なくとも$100上回っていること
- 出金申請時にノーポジションであること
- 取引ルールとガイドラインを順守していること
出金申請から支払までは、通常1~2営業日となります。
初回以降も、出金サイクルは14日です。
- Rise銀行送金
- 暗号通貨による支払(USDC、USDT-TRC-20):最大$2,000まで
BlueberryFundedから支払を受けるために必要なこと
BlueberryFundedから支払を受けるためには、以下の手続きが必要です。
- 本人確認(KYC)
- Fundedトレーダー契約書の署名
- 2段階認証(2FA)の設定
早く支払いを受けるためにも、依頼が来たら速やかに提出しましょう。
BlueberryFundedのその他ルールQ&A
BlueberryFundedチャレンジルールについて、よくある質問と回答を日本語でまとめましたので、こちらも参考にしてもらえると嬉しいです!
BlueberryFundedのルールまとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
本記事では、BlueberryFundedのルールについてガッツリと解説してきました。
冒頭でもお伝えしたように、BlueberryFundedはルールが明確でありながら柔軟性も兼ね備えています。
そのため、様々なタイプのトレーダーにとって、使いやすいプロップファームといえるでしょう!



ルールが明確なのは、信頼性がありますよね。
BlueberryFundedが自分に合うと思った方は、BlueberryFundedのプロップトレーダーに挑戦してみてはいかがでしょうか?
BlueberryFundedの基本情報や始め方については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてくださいね。

