「XAUUSDとGOLDはどう違うのか?」どちらも金を対象とした投資ですが、投資方法や特性には大きな違いがあります。
本記事では、XAUUSDとGOLDの基本的な違いや特徴を解説し、金投資に適したFX商品の選び方について詳しく説明します。
XAUUSDのGOLDの基本的な違い
XAUUSDのGOLDの基本的な違いは投資方法です。
投資方法の違い
XAUUSDとは、金の為替取引で使われるレートのことで、1トロイオンスあたりの米ドル価格を表します。XAUUSDは、主にCFDという投資で使用されます。CFDは、FXのように金の価格変動を利用するため、金そのものを所有することなく利益を得ることが可能な投資方法です。
一方、GOLDは、金の現物を購入する投資方法です。金の現物を物理的に保有し、金の価格上昇によって利益を得ることを目的としています。基本的には日本円で売買するので、1グラムあたり何円かの価格で取引されます。
また、海外FX業者のXMTradingでは金の取引をXAUUSDではなくGOLDで表しています。そのため、XMTradingを利用している方にとってはXAUUSDとGOLDは同じ意味だといえます。
一般的にはXAUUSDが利用される
金投資においては、GOLDよりもXAUUSDが一般的に利用されています。
その理由は、XAUUSDはFXのようにレバレッジが利用できるからです。レバレッジをかけることで、少額の元本でも投資を行うことができます。
一方、GOLDは金の現物を購入するため、一定の資金が必要となります。また、GOLDは実物の受け渡しが必要なため、取引コストが高いことや利便性が悪いといったデメリットもあります。
XAUUSDの特徴
XAUUSDの特徴は以下の通りです。
- 政情不安や戦争などで価格が上昇する
- ボラティリティが大きい
- 米ドルと逆相関関係がある
- 上昇トレンド
それぞれ解説します。
政情不安や戦争などで価格が上昇する
XAUUSDは、政情不安や戦争などの地政学的リスクが高まることで、価格が上がります。これは、金に安全資産としての価値があることが理由です。投資家がリスク回避をしようとすることで、金への投資が増加し、XAUUSDの価格が上昇します。
ボラティリティが大きい
XAUUSDは、他の主要通貨ペアと比較して、ボラティリティが大きいという特徴があります。これは、金が安全資産であり、様々な外的要因に影響を受けやすいためです。そのため、短期で効率的に稼ぎたい人にもおすすめです。
米ドルと逆相関関係
XAUUSDは、米ドルと逆相関の関係にあります。つまり、米ドルが下落すると、XAUUSDが上昇するということです。これは、金が米ドルの代替資産として認識されているためです。金利の低下などにより米ドルの価値が薄れると、米ドルから金へ資金を移す動きが増えます。
上昇トレンド
XAUUSDは、長期的に見ると上昇トレンドにあると言われています。これは、金が有限な資源であり、需要が継続的に存在するためです。また、通貨価値の低下や株価変動の影響を受けにくく、地政学的リスクなどに対して避難資産として取り扱われるためです。
XAUUSD取引のメリット
XAUUSD取引のメリットは以下の通りです。
- 少額取引が可能
- 24時間取引が可能
それぞれ解説します。
少額取引が可能
XAUUSDは、レバレッジを利用することで、少額の資金で大きな取引が可能です。多くの業者が、1オンス(約31.1g)を1ロットとして取り扱っていますが、ミニロットやマイクロロットなどの少額取引も可能です。これにより、資金が少額でもXAUUSDへの投資が可能になります。
24時間取引が可能
XAUUSDは、FX市場と同様に、24時間取引が可能です(週末を除く)。これにより、自分のスケジュールに合わせて取引のタイミングを選ぶことができます。また、世界中のイベントによる価格変動を分析することも可能になります。
XAUUSD取引のデメリット
XAUUSD取引のデメリットは以下の通りです。
- 追証やロスカットの可能性がある
- スワップポイントがある
それぞれ解説します。
追証やロスカットの可能性がある
XAUUSDは、レバレッジを利用した取引であるため、相場の変動によってはFXと同じように追証やロスカットが発生する可能性があります。追証とは、損失により証拠金が不足した場合に、追加で証拠金を入れる必要が生じることです。ロスカットとは、損失が拡大し、証拠金が一定水準を下回った場合に、強制的にポジションが決済されることです。
スワップポイントがある
XAUUSDは、現物取引よりも取引コストは安いですが、スワップポイントがあります。スワップポイントとは、金利差によって発生する金利調整額のことをいいます。スワップポイントがマイナスの場合、ポジションを保有し続けることで費用が発生します。そしてXAUUSDはスワップポイントがマイナスになりやすいため、ポジションを長期で保有するほどコストがかかることに注意が必要です。
XAUUSD取引の注意点
XAUUSD取引の注意点は以下の通りです。
- ポジションを長時間持ち越さない
- レバレッジに注意する
- FXと同じ手法では取引できない
それぞれ解説します。
ポジションを長時間持ち越さない
XAUUSDは、スワップポイントがマイナスになることが多く、ポジションを保有し続けることで費用が発生します。また、ボラティリティが高いため短期間にチャートが変動します。そのため、ポジションはなるべく持ち越さず、短期的な売買を心がけましょう。
レバレッジに注意する
XAUUSDは、FXのようにレバレッジを利用できますが、レバレッジ倍率に注意が必要です。レバレッジが高いほど、少ない資金で一攫千金を狙えますが、その分少しの価格変動でロスカットされるリスクも高くなります。XAUUSD取引では、資金量とリスク許容度に応じたロット数で取引することが重要です。
FXと同じ手法では取引できない
XAUUSDは、金の価格を元に取引される商品ですが、通貨ペアの取引とは異なる特徴があります。金価格は、地政学的リスクなどで価値が上昇する傾向がありますが、株価や通貨価値は低下することが多いです。
そのため、FXの取引で利用している手法をそのままXAUUSDで使用すると、想定通りの結果にならない可能性があります。XAUUSD取引では、金価格の変動要因を分析し、それに合わせたトレード戦略を立てることが重要です。
XAUUSD取引におすすめの海外FX業者
XAUUSD取引におすすめの海外FX業者をいくつか紹介します。
XMTrading
XMTradingは、世界中のトレーダーが愛用するFX業者です。スプレッドが狭く、約定力も高いことが特徴です。
また、最大レバレッジ1000倍でマイナスのスワップポイントもないので、ゴールド取引が初心者の方にもおすすめです。
AXIORY
AXIORYはスキャルピングに最適な海外FX業者で、ナノ口座・テラ口座では2.0pips前後の低スプレッドで取引でき、約定率も高いためおすすめです。ただし、ゴールド取引の最大レバレッジは100倍に制限されているので、ハイレバトレードには向きません。また、ベリーズの金融ライセンスと第三者信託保全により、安全に取引が行えます。
Titan FX
TitanFXでは、最大レバレッジ500倍で取引ができ、口座残高がいくらであってもレバレッジ制限がありません。また、最小取引単位が0.01Lotと小さいため、少ない資金から取引を始められます。さらに、EQUINIX社のサーバーを用いているため約定力が高いという特徴もあります。
Exness
Exnessは、レバレッジ無制限という特徴があり、ハイレバレッジ環境で取引できます。また、ロスカット水準が0%なため大きな含み損にも耐えられます。プロ口座では取引コストを最小限に抑えられ、一定の取引量でゴールドのスワップポイントが0pipsになります。
FXGT
FXGTでは、3種類のゴールドが用意されていますが、実際の取引内容に違いはなく、口座タイプによってシンボル表記が異なるだけです。最大レバレッジは1000倍と高く、大きな利益を狙えます。また、FXGTはセーシェルとキプロスの金融ライセンスを取得し、1億ユーロの損害責任保険にも加入しているため、信頼性が高く、安心して取引ができます。
まとめ
本記事では、XAUUSDとGOLDの違いとXAUUSDの特徴について解説しました。
XAUUSDとGOLDは、どちらも金を原資産とする投資商品ですが、投資方法や特性には大きな違いがあります。XAUUSDは、金の価格変動を元に差金決済を行う商品ですが、GOLDは金の現物を購入する投資方法です
金は安全資産として価値があり、長期的に上昇し続けている魅力のある商品ですが、FX通貨よりもボラティリティが大きいため、リスク管理が重要です。
これからFXを始めてみたい方へ
これからFXを始めてみたい方は、どの業者を使うか迷うかもしれません。
結論を先に言うと、日本人ユーザーが最も多い「XM(エックスエム)」を推奨します。
XMは、全てのトレーダーにおすすめの業者ですが、以下に当てはまる方には特におすすめ!
- FXが全くの未経験でまずは安心して始めたい方
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