こんにちは!プロップファーム研究室長です。
ある程度プロップファームをやっていると、業者同士を比較する時に「スプレッド」が気になる人は多いですよね。

スプレッドは当然狭い方がいいです。
なぜなら、エントリーしてから利益になるまでが早いし、何よりスプレッドが広いとエントリーした瞬間に結構な含み損が表示されて、気持ちが萎えてしまうことも…。
そしてシンプルにプロップファームの合格にも出金にも、当然スプレッドは狭い方がその確率は上がります。
ということで本記事では、主要プロップファームのスプレッドを完全比較していきます。
リアルタイムでのスプレッドの動きは検証動画を上げていますので、ぜひ動画もご覧ください!
動画内では、ただ比較するだけではなく、以下の点も動きを画面上で動きをお見せしながら検証しています。
- 東京・欧州・NYの各時間帯
- 通貨ペア別のスプレッド
- エントリーと決済の約定の強さ
スプレッドと約定の強さを確認したい人は、解説動画を見れば各社の状況が全てわかるので、かなり有益となっています。



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プロップファーム別スプレッド・約定比較の方法
まず、今回比較検証する内容を説明しておきます。
比較するプロップファーム
比較するのは主要プロップファーム3社の4プランです。
- Fintokei通常プラン
- Fintokeiスリムプラン
- Funded7
- Fundora
日本で有名なプロップファーム3社を集めました。
Fintokeiは、スリムプランだけ他とは違うスプレッド環境なので、切り取って比較対象としています。
各社の詳細は、別記事で解説しているので、そちらも参考にしてください。
スプレッド比較する項目
上記の3社4プランを以下の項目で比較していきます。
- 時間帯ごとの比較
- 銘柄ごとの比較
- 実際の約定の強さ
肝心なのはスプレッドが狭くても約定が滑ると意味がないので、エントリーと決済を実際に行い、約定についても比較します。
余談ですが、僕自身は比較的大きな時間軸でトレードすることが多く、スプレッドをそこまで意識してこなかったんですよね。
ただ、SNSなどを見ていると、短期トレーダーも増えていて、スプレッドが気になる人も多い印象を受けました。



今回は検証用に各口座を購入して情報をまとめています。
大前提として、プロップファーム選びは、スプレッドと約定だけで決めるわけではなく、プラン内容やルールの柔軟性、サポート体制など総合的に判断するべき、という点は頭に置いておいてくださいね。


東京時間のスプレッド比較
まずは東京時間、午前10:30くらいで比較しました。
解説動画では、実際のスプレッドの動きを画面上に出して比較しているので、動画も合わせてご覧ください。(解説動画はこちら)
スプレッドを見る際の注意点がいくつかあるので、お伝えしておきます。
- (解説動画は)画面左から、Fintokei、Fintokeiスリム、Funded7、Fundora
- ゴールドの表記がFintokei(XAUUSD)とFunded7(GOLD)で違う
- 日経225は、Funded7は小数点以下の取引がないので、Fintokeiと比べる際は0を2つつけて比較
- FundoraはcTraderなのでスプレッド表記が異なる



cTraderの表記違いは、これから比較する際のニュアンスで理解できるかと思います。
実際の東京時間のスプレッド環境の特徴を上げてみます。
- Fintokeiのスリムプランは為替ペアのスプレッドがゼロ
- Funded7はゴールドとBTCの2大銘柄のスプレッドが狭い
- FundoraはゴールドとEURUSDのスプレッドが安定
もう少し詳しくみていきましょう。
Fintokei:スリムプランは為替ペアのスプレッドがゼロ
- 通常プランはスリムと比べてスプレッドが広め
- スリムプランは、さすがスプレッドが狭い
- USDJPYやEURUSDなどのメジャーな為替ペアは本当にスプレッドがゼロ
- ゴールドも20で固定されていて全く動かない
- BTCUSDも全体的に狭い



主要12通貨ペアはゼロスプレッドと謳っているだけあります。
ただし、約定時に滑らなければという前提なので、これは後ほど検証していきます。
とにかく、Fintokeiは、スリムプランに関してはスプレッドが狭いのが実証されました。
Funded7:ゴールドとBTCの2大銘柄のスプレッドが狭い
次に、Funded7ですが、こちらも十分狭いスプレッドです。
- ゴールドは、スプレッドがずっと14のまま動かない
- BTCUSDは、Funded7の方がFintokeiスリムよりも狭い
ゴールドは人気銘柄なので、ゴールドのスプレッドがとにかく狭い方がいい、という人も多いのではないでしょうか。



ゴールド専門トレーダーには最強です。
BTCUSDは、Fintokeiスリムは500で固定ですが、Funded7は200代〜400代を行き来しています。
Funded7は、FintokeiスリムプランよりもゴールドとBUTUSDの2大銘柄のスプレッド狭いです。



しかも、Funded7はプラン代が大幅に安いので、Funded7を選ぶ人も多くなるのも納得できます。
ただし、為替ペアに関してはFintokeiスリムプランが圧勝。
狭いとかいうレベルではなく、ゼロスプレッド、つまりスプレッドがない状態です。



スリムプランが素晴らしすぎますね。
Funded7もUSDJPYが0.1だったりと、全体的には十分狭いと言えます。
Fundora:ゴールドとEURUSDのスプレッドが安定
そして、Fundoraですが、どうしても他の2社と比べると少し劣る印象です。
- EURUSDのスプレッドが0.1でとても狭い
- 為替通貨ペアは、他の2社とあまり変わらない
- ゴールドは、Fintokeiの通常プランよりも少し広い
- BTCUSDのスプレッドはかなり広い



おそらくFundoraは、ゴールドに関してはほぼ固定で40だと思います。
BTCUSDについてはだいぶスプレッドが広く、Fintokei通常プランよりもかなり広いため、BTCUSDメインのトレーダーにとってFundoraを使うのはだいぶ厳しい印象です。
補足ですが、全体的にFundoraはスプレッドが広めですが、日中はFintokei通常プランより狭くなることもあります。
東京時間のスプレッド比較結果
主要プロップ3社の東京時間のスプレッド比較をまとめるとこんな感じです。
- 為替ペア:Fintokeiスリムが圧勝
- ゴールドとBTC:Funded7(Fintokei通常プランとFundoraは少し広め)
- 日経225:Fintokeiスリムだけ狭めで、あと3つは大体同じくらい
欧州時間のスプレッド比較
次に欧州時間を比較していきます。検証時間は17:30頃(夏時間)です。
東京時間からの変化をメインでお伝えしていきます。
Fintokei:欧州時間のスプレッド
- 通常プラン:ゴールド、BTCUSD、GBPUSDなど良く動く銘柄が東京時間より狭くなっている
- スリムプラン:東京時間とほとんど変わらない



欧州時間は市場参加者が増えるので、スプレッドが狭くなりやすいですね。
Fintokei通常プランのユーザーには嬉しい動きです。
Funded7:欧州時間のスプレッド
- 相変わらずゴールドとBTCUSDのスプレッドは狭い
- EURUSDの0.5と若干広がっているのが少し気になる
Fundora:欧州時間のスプレッド
- EURUSD:スプレッドは0.2程度で東京時間とほとんど変わらない
FundoraとFintokei通常プランは0.2ほどなので、EURUSD専門のトレーダーは、意外とこの2社がいいかもしれません。
欧州時間のスプレッド比較結果
主要プロップ3社の欧州時間のスプレッド比較をまとめるとこんな感じです。
- FintokeiスリムとFundora:東京時間とほとんど変わらない
- Fintokeiスリム:ピタッと固定しているので、普段ほとんど動かない設定なのかもしれない
- Funded7:東京時間同様、ゴールドとBTCUSDのスプレッドは狭い
こうしてみると、Fintokeiスリムは安定性という意味でも、時間帯の影響を受けないのは、メリットと言えるでしょう。
NY時間のスプレッド比較
最後に、NY時間を比較していきます。検証時間は23:00頃(夏時間)です。
日中からの変化をメインでお伝えしていきます。
Fintokei:NY時間のスプレッド
- Fintokeiスリムプランは、各スプレッドがこれまでの時間とほとんど変わらない
- Fintokei通常プランは、ゴールドのスプレッドが20〜50ほどで少し広め(東京時間と同程度)
- Fintokei通常プランは、BTCUSDのスプレッドが400代になっていて、だいぶ広くなっている
- Fintokei通常プランは、EURUSDやGBPUSDなど欧州系ペアが一段と狭くなっている
BTCUSDメインの人は、Fintokei通常プランはスプレッドが時間帯でだいぶ変わるので、少しやりにくいのではという印象です。
Funded7:NY時間のスプレッド
- 相変わらずゴールドとBTCUSDのスプレッドがとても狭い
- ゴールドのスプレッド10になることもある



こうして1日見るとゴールドで取引したい人にはやはりFunded7を推奨します。
Fundora:NY時間のスプレッド
- 各スプレッドがこれまでの時間とほとんど変わらない
- ゴールドとBTCUSDが1日中一貫してスプレッドはほとんど変わらなかった
- NY時間になるとEURUSD以外のUSDJPYやGBPUSDが少し狭くなっている
十分取引できるレベルのスプレッドなので、他2社とひけをとらないレベルでトレードできそうです。
銘柄ごとのスプレッド比較
ここまで各時間帯別で主要プロップファームのスプレッドを比較してきましたが、銘柄ごとの特徴もまとめておきます。
ゴールドのスプレッド:Funded7が最強
まずゴールドは、Funded7が最強です。
1日ずっと10〜17で推移していて、急に広がることもなく、常にFintokeiスリムプランよりも狭いスプレッドでした。
Fintokeiスリムプランもほぼ固定と言っていいくらい20で同じだったので、これも十分狭いと言えます。
Fundoraは比較すると少し広めの40でほぼ固定でしたが、トレードする上では全然困らないレベル。
Fintokei通常プランは、値動きの激しさや時間帯で20〜60までスプレッドが激しく変わる上に広めでもあるので、少しやりにくいかなという印象です。
為替ペアのスプレッド:Fintokeiスリムが最強
次に為替ペアですが、Fintokeiスリムプランが最強です。
1日ずっとゼロスプレッドなので、為替メインの人はFintokeiスリム一択でいいのではと思うほど。
他の2社はまちまちですが、例をあげると
- USDJPY:Funded7は一日中ほとんど0.1
- EURUSD:Fundoraが一日中0.1~0.2
- GBPUSD:Fintokei通常プランはNY時間のポンドドルが0〜0.2



Fintokeiの通常プランは、通貨ごとに細かく差がある印象です。
Fintokeiスリムプラン以外なら、自分の得意な銘柄によってどの業者がいいかは変わってくると思います。
BTCUSDのスプレッド:Funded7が最強
BTCUSDは、Funded7が最強です。
Funded7は、一日中ずっと200〜400で、Fintokeiスリムの固定500よりもずっと狭かったです。
Funded7とFintokeiスリムの2つがかなり強くて、Fintokei通常プランとFundoraはその2倍以上、時には4倍以上にスプレッドが開く時もあるので、ちょっと選択肢には入らないですね・・・。



BTCUSDメインのトレーダーは、Funded7かFintokeiスリムのどちらかが良さそうです。
日経225のスプレッド:Fintokeiスリム一択
最後に日経225ですが、Fintokeiスリムプラン一択という印象です。
Fintokei通常プランとFunded7、Fundoraはの3つはだいたい同じ、Fintokeiスリムがその半分くらいでした。



日経225がメインのトレーダーは、Fintokeiスリム一択かなと思います。
約定の強さを検証
ここまで、スプレッドの比較検証をしてきましたが、これだけではありません。
スプレッドの評価はあくまで「その数値でちゃんと約定する場合」という前提があります。
というわけで、最後に、実際にエントリーして約定の強さまで検証してみました。
- 銘柄:USDJPY、ゴールド
- 時間:NY時間でのエントリー
- USDJPY:1ロットで1,000円で利確と損切りの指値で設定
- ゴールド:0.1ロットで5,000円で利確と損切りの指値を設定
- エントリーも指値で行う
注文と決済のどちらも滑らず約定するかを検証しました。
結構雑なロット設定ですが、今回は滑りチェックすることが目的なので、良しとします。
Fintokei通常プランの約定検証結果
- エントリーは滑らず
- 利確はプラス方向に滑ってくれた
- 結果的に利益が設定より少し大きくなった
- エントリーちょっと滑った
- 決済も割と滑った
- 損切りの損失は設定より少し大きくなった
Fintokei通常プランは、少し滑るけどプラス方向にも滑った感じです。
Fintokeiスリムプランの約定検証結果
- エントリーがちょっとプラス方向に滑ってくれた
- 損切りの時は結構滑って、0.4ドルほど滑った
- 5,000円で置いていた損切りが△5,700円で決済された
- エントリーはマイナスに少し滑った
- 決済もマイナスに滑った
- 1,000円で置いていた損切りは△1,200円で決済された
Fintokeiスリムプランは、両方ともマイナス方向に、15%ほど損失が大きくなる形で滑ったので、これは少し残念な結果です。
Funded7の約定検証結果
- エントリーも決済も指値ぴったり
- まったく滑らず、びたびたに約定した
- エントリーも決済も指値ぴったり
- ゴールド同様、まったく滑らず約定した
Funded7は全て指値通りの約定、安定感抜群で強すぎます。
Fundoraの約定検証結果
- エントリーでプラス方向に少し滑った
- マイナス方向に少し滑って損切
- 5,000円で置いていた損切りは、△5,700円ほどで決済となった
- エントリーも決済もぴったり決まって滑らなかった
- 指値とおりの結果
Fundoraは、USDJPYについてはポジティブな結果となりました。
何度か、同様の条件で検証してみましたが、同じような結果でした。
主要プロップ3社の約定力総評
このように、トレードで約定の強さを検証したところ、滑らなかったのはFunded7だけ。
Funded7はスプレッドも狭いのに、約定もしっかり決まるというのは強すぎます。



さすが生スプレッドで約定が強いと謳っているだけあります。
とはいえ、他の2社も酷い滑りがあったかというわけではありません。
滑ったところは値動きが早かった時もあり、トレードできないほどではないです。


プロップファームの取引手数料
ここまで、スプレッドと約定について比較検証してきましたが、追加で少し頭に入れておいてほしいのが取引手数料についてです。
今回比較した3社の中で、大きな特徴が2つあります。
- Funded7はチャレンジフェーズ段階では取引手数料がゼロ
- Fintokeiスリムは手数料が1ロットあたり500円と、大体通常プランの半額近い安さ
この2プランは、スプレッドと約定に加えて取引手数料でも強みがあるので、覚えておいてほしいです。
これらの要素をトータルで見て、プロップファームの業者選びの参考にしてください。


まとめ
今回はスプレッドの狭さを時間帯別に検証し、約定の強さも最後は検証してきました。
やはりプロップファームで利益を出して合格・出金をねらっていこうと思うと、スプレッドと約定力は外せないと思います。
繰り返しにはなりますが、プロップ業者選びはスプレッドだけでは決められないので、他の点もよくリサーチしてほしいです。
各社の特徴を比較解説した記事もあるので、ぜひ読んで会社ごとの違いを見てみてください。





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